数年先の3年生から始まる理科。
おもしろいと感じたらとことんはまっていく教科である反面、覚えることも多く、詰め込み学習は嫌いや苦手の元になると思います
なるべく負担なく知識を増やすことをモットーに、日々の外出で理科との出会いを活かすようにしています。
具体的には、季節を意識させながら、自分で見つける体験、そこから観察や深堀りをしたくなる声掛けを日々実践しています。
こちらの記事では、そんな我が家の理科につながる声掛けの例をご紹介します。
歩き始めた2歳からこれを心掛けていた結果、息子は小学校受験で聞かれるような季節の問題はほとんど時間を割いて勉強することなく知っている状態でした。
机に座って学ばないといけないことは他に山ほどあったので、親子ともに時間の面でも、心身の負担の面でも、すでに知っていることにとても助けられました!
目次
理科ってまずどんなことを学ぶの?学習内容は?
さりげなく子どもに教えるには、まず何を知っていればいいのかを知る必要がありますよね。
学習指導要領によるとざっくりこんな内容を3年生で学びます。
- 春の生き物
- 植物を育てる
- 昆虫の観察
- 太陽とかげ
- 音の性質
- 物の重さ
- 電気の通り道
- 磁石の性質
どれも、日常で当たり前に見たり聞いたり使ったりしている内容ですよね!
なんとなくでいいので事前に知っておくと、子どもと過ごす日常の中で好奇心を刺激するきっかけを作ることができます。
理科を本格的に学ぶときに役に立つだけでなく、子どもとの会話も広がってちょっとした外出も楽しくなりますよ
さらに詳しく学習内容を知りたい方は、こちらの書籍がおすすめです
価格:1100円 |
外で何を見せるの?会話の広げ方は?
我が家では6月の移動時間やお散歩ではこんなものを見たり、話したりします
身近に見つかるものばかりなので、参考にしてみてくださいね
道端でOK!見つけてみよう!この植物
アジサイ
「アジサイの咲く季節は雨が多いね。梅雨って、聞いたことある?」
「アジサイの花に見える部分、実は花じゃないんだよ!なんていう部分か調べてみよう」
「アジサイの色は、土によって変化するんだって。不思議だね。なんでいるが変わるのかな」
ひるがお
「これに似てる花、知ってる?」
「花が閉じている時間に見たことある?この時間は咲いてるね」
「このお花の葉っぱが大好きな虫がいるんだよ。探してみよう!」
おしろいばな
「一つの株からいろんな色が咲いてるよ。何色あるかな」
「匂いをかいでみよう。なんでこんな匂いがするんだろう」
「種ができてるよ。どこにできたか、見つけられる?」
意外といる!道端でも見つかる生き物たち
苦手だなと思う方も多い虫たちにも、子どもは強い興味を示します
私も大人になるにつれすっかり苦手になり、急に出会うと叫んで飛び上がることもあります、、
ですが、子どもと一緒に彼らを知ろうとすると、心の準備があるからかだんだんと近づいても大丈夫になってきました。
蝶々
「春に比べて、アゲハ蝶をよく見る気がするね。どうしてかな」
「雨の日はあまり姿を見かけないね。どこで過ごしてるんだろう」
「種類によって、よく見かける場所が違うね」
カマキリやバッタ
「まだ小さくてかわいいね。アリやダンゴムシより暖かくなった時期に見つかるね」
公園や池にきたら…春にいなかった生き物はいるかな?
おたまじゃくし
「手や足は生えてるかな。まだカエルとは全然違う姿だね」
「何を食べてるんだろう。」
「手で触らないでと注意書きがあるね。身近に人間がいると暮らしにくいのかな」
「田んぼの周りにはオタマジャクシがいると農家の方は嬉しいんだって。なんでか知ってる?」
あると盛り上がる!観察グッズ
虫めがね
伸縮虫取り網
折り畳み虫かご
ポケットサイズの図鑑
お散歩ビンゴカード
もっと深める!知りたい気持ちを後押ししよう
お散歩や移動時間に蒔いた興味の種を、タイミングを逃さずに育てたいですよね。
おすすめの番組や教材をこちらの記事にまとめています。
息子も進んでみたがる、やりたがるものばかりなので、こちらもチェックしてみてくださいね。